またね。屋久島





いよいよ屋久島を離れる日が来ました。惜しみつつ、海沿いを中心に散策です。海沿いは山間部とは違った表情を見せます。亜熱帯特有のガジュマルの木、まるでバスクリーンを放り込んだかのような色の透明度の高い海、そして、少し森に立ち入ると屋久鹿に遭遇。彼らは人間になついていません。じっとこちらを警戒して見つめ、近づこうとすると甲高い鳴き声と共に一斉に立ち去ります。野生の鹿の凛とした美しさに惚れぼれします。奈良や厳島神社で見た人間に慣れ過ぎた鹿とは、まるで別の生き物です。「かわいい」と言って気軽に餌を与えてしまう人間の愚かさを恥じます。山、川、海、動物、植物、等々、自然であるがゆえの迫力、凛々しさ、美しさをしみじみ感じさせてくれる屋久島でした
時間となり乗船し、離れ行く屋久島を写真に収めます。そして、4時間をかけ桜島が見えてきました。鹿児島に上陸後、明日に備え大分に向け車を走らせます。3泊4日のバカンスからの社会復帰が心配です。(はなからドロップアウトしてますが・・・・)
本日の走行距離262km/5551km