ギタ−探し祭り

3年ぶり?の日記です。
周期的にと言うのか、発作的にと言うのか、ここ2週間ほどアコースティックギターを狂ったように物色していました。
理由は色々ありますが、一番大きな問題は今使っているギターの弾き難さ・・・音はけっこう気に入っているのですが、いつまでたっても慣れない。
楽器に一番必要なものは、演奏性!!との思いが抑えきれなくなり、タイトルの様相となりました。
最初は何本か試奏すれば、よい楽器が見つかるだろうと思っていましたが、なんだかどれも音がグッと来ない。とりあえず、新しい楽器は王道のマーチンだろうがギブソンだろうが、はたまたルシアー物のメリル、コリンズ、ボジョアサンタクルーズ、etc・・・全く感動しない。ここで、新しいギターの音が好みではないことに気づく。
それではと、ビンテージ物に目を向け、色々試奏すると、マーチンの60年代以前の物(o-18,oo-18,ooo-18,ooo-21,など)が、けっこう良い感じがする。(スタイル28,42,45はべらぼうな値段のため試奏しませんでした)しかし、感動できない自分にあせり、慌てる。自分の耳にすら疑心暗鬼になる。どの楽器も巷では弾く者も聴く者も引き付けてやまない楽器なのに・・・。感動できないと高い金を出して買う気にはなれない・・・。
そして気が付いた。今の自分の楽器の音が一番好きだ。国産で値段も10分の1以下なのだが、自分には一番グッと来る。
結論。勝負ですが、今の楽器を大手術することに決めました。ネックのリシェイプとフレット再打ち変え(最近打ち変えたばかり)。その他もろもろ・・・。確実に買った値段以上になるのだが(へたすりゃ倍)、しょうがない。自分好みの握り具合と音になって帰ってくるのを楽しみにしています。
当初、新しい楽器を購入した時には、今の楽器を手放すつもりでした。鈴豆(自分の楽器の名前)のたたりのようです。すまぬ鈴豆。おれの浮気心を許してくれ。
どうやら、これで一生手放せなくなりました。